五月病はうつ病と違うの?どんな人がなりやすい?症状は?改善方法は?

5月病

新しく環境が変わる春先。

学校、職場での大きな変化に戸惑うこともありますね。

少しして慣れてきたころ、自分の居場所が見つからない、適応できてないのでは・・・など
もやもやした気分をぬぐうことができない、気力・体力の低下を経験したことはありませんか。

いわゆる五月病と呼ばれるものです。

ここでは五月病について詳しくお伝えします。

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五月病はうつ病と違うの?

五月病とうつ病は似ているようですが、
実は違うんです。

うつ病は、

自分を否定することから発症します。
自分はダメな人間、自分のせいでうまくいかない・・・など
自分を責めるのです。

五月病は、

新しい生活環境の変化に必死に対応しようと頑張っている間は元気なのですが、
ひとつ節目を迎えるころに、それまで気をはっていた心身の疲れなどから
意欲や気力の症状が見られます。

簡単に言うと環境によるものです。

 初めての一人暮らし

 実生活とのギャップ

 思っていた仕事内容と違う

 1つ大きな目標を達成した後

など。

しかし、五月病という病気は実際にはありません。
学生が新しい学校生活に慣れてくるころ、社会人が新しい職場に慣れてくるころが
五月ごろであり、そのころこういう症状が出てくることがあるので、
五月病、もしくは六月病とも言われるようになったのです。

この症状からすると、適応障害のひとつともいえるでしょう。

● 初めての一人暮らしや時間の使い方の変化など、新しい環境についていけない
● 新しい人間関係が思うようにいかない
● 入試・入社といった大きな目標を達成した解放感がある
● 大きな目標を達成したことにより、次の目標を見失ったり、混乱したりする
● 想像していた新生活と現実のギャップについていけない

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どんな人がなりやすい?

五月病になりやすい人は、几帳面で真面目な人に多いようです。

この辺でいいや・・・と割り切ることができれば、五月病にかかることがないのですが、
無理をしてでもやりきらなくてはと肩に力が入りすぎると、突如五月病に襲われるようです。

いい加減な仕事をするのはよくありませんが、理想を高く掲げすぎるのもよくないようです。

症状は?

五月病の症状は、

・楽しい気分になれず、気力が落ちる

・疲れているはずなのに寝つきが悪く熟睡できないため、日中眠い

・いつも何かに急き立てられている気分になる

・イライラして落ち着かない

・集中力にかけ、じっくり物事を考えることができない

・暗い表情になっている

・すぐに涙が出る

・お酒が進みすぎる

・頭痛がとれない

・お腹を壊す

・胃がキリキリ痛む

など、心身に症状があらわれてきます。

改善方法は?

これは、五月病かもしれないと感じたら、気分転換をはかり、リラックスできることをしましょう。

例えば、

○趣味に熱中する、趣味を見つける

○スポーツをして思い切り汗をかく

○温泉巡りなどをする

○好きなアーティストの音楽を聴く

○思う存分寝る

○旅行する

○アロマをたく

○気を許せる友だちと会う

○コンサート、美術館などに出かける

○生活リズムを壊さない

じっと一人でこもっていても堂々巡りするばかりです。
とにかく行動しましょう。

これらの行動は、五月病の予防にもなります。

まとめ

新年度に入りおおきな環境の変化により五月病になる人が
います。

誰にでも起こりがちなことです。
自分一人で背負い込まないようにしましょう。

改善法は、予防法でもありますので、生活の中に積極的に
とりいれていきましょう。

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