豆のパワーはすごい?ダイエットにも美肌にも生活習慣病予防にも?
豆は昔から私たちに馴染みがあり、
貴重な栄養源になる食材ですが、
生活スタイルの変化や食生活の変化からか、
行事食やちょっとした添え物としての
存在だけになりがちです。
しかし、実は豆のパワーはすごいんです。
今一度、豆のパワーを見直してみましょう。
種類豊富な豆のパワー
私たちが食に利用している豆の種類は豊富です。
大豆 日本全国で生産されていますが、中国、アメリカからも輸入されています。
タンパク質や脂肪が豊富に含まれています。
豆腐、味噌、醤油、納豆など私たちの生活に身近に使われています。
黒豆 大豆の一種で、黒大豆、ぶどう豆とも言われます。
京都の丹波産が有名です。
黒い種皮にアントシアニンというポリフエノールの一種が含まれています。
煮豆に使われることが多く、お正月料理には欠かせないものになっています。
小豆 北海道や東北地方で主に生産されています。
昔から儀式や行事の際に、赤飯、和菓子、ぜんざいなどに使われています。
高タンパク、低脂質でビタミンも多く含まれています。
そら豆 ほとんどが中国からの輸入で賄われており、国産品はわずかです。
カリウムが豊富に含まれています。
煎り豆、煮豆、あんなどの使われています。
金時豆 北海道が生産地で、大正金時という品種が有名です。
主な成分は糖質とタンパク質です。食物繊維も多く含まれています。
赤紫色の皮が特徴的です。煮豆や甘納豆に使われます。
うずら豆 北海道が生産地で、和・洋どちらの料理にも使えます。
表面がうずらの卵に似ています。
ビタミン、カルシウム、マグネシウム、食物繊維が多く含まれています。
えんどう豆 カナダやイギリスからの輸入も多いですが、国内では北海道で生産されています。
緑、赤,黃色の種類があり、ベーターカロテン、ビタミンCが多く含まれています。
豆ごはん、煮豆、甘納豆、煎り豆などに使われています。
大納言 小豆の一種で、大粒で煮ても皮が破れにくいのが特徴です。
主な生産地は、北海道、兵庫、京都、岡山などです。
小倉餡、甘納豆などに使われています。
落花生 千葉県の生産が有名ですが、中国からも輸入されています。
タンパク質、脂肪が豊富で、お菓子や料理に広く使われています。
虎豆 北海道で生産されており、煮豆の王様と言われるており、いんげん豆の一種です。
タンパク質、食物繊維、ビタミンが豊富です。
歯応えがあり、煮崩れもしにくいため、煮豆、甘納豆などに使われています。
大福豆 北海道の生産で、癖がないので様々な料理に使えます。
食物繊維、ビタミン、鉄分が豊富です。
煮豆、きんとん、甘納豆など和菓子に使われています。
ひよこ豆 メキシコからの輸入が多く、すべて輸入品です。
ビタミン、ミネラルが豊富です。
シチューやサラダなどに使われています。
まだまだたくさんの豆があり、パワーを持っています。
豆のパワーでダイエット?
豆は低脂肪、高タンパク、食物繊維も豊富に含まれています。
また、ビタミンも豊富なため、代謝をアップするパワーがあります。
更に、不足しがちな鉄分、カルシウムもエネルギー燃焼に活躍します。
まさに豆パワーでダイエットの効果が得られます。
しかし、ここで注意すべきことがあります。
豆は、大きく 炭水化物を多く含む「デンプングループ」と
タンパク質を多く含む「高タンパクグループ」とに分けられます。
炭水化物は必要な栄養ですが、糖質制限のダイエットでは、あまり多く摂らないほうが
良いでしょう。
豆にダイエットの効果があるわけは、
○良質な高タンパク質が豊富に含まれています。
特に大豆のタンパク質は、低カロリーで吸収率がよいので、ダイエットに向いています。
コレステロールや中性脂肪を下げる効果があるため、体脂肪を下げる効果に期待が持てます。
○ビタミンB郡多く含まれているため、糖質、脂質の代謝を促します。
○食物繊維が豊富なため腸内環境が整い便秘改善に繋がります。
豆腐、味噌、納豆、豆乳など大豆を使った製品は、私たちの生活に身近です。
それらをうまく活用して、豆パワーでダイエットに取り組んでみませんか。
豆のパワーで美肌?
美肌の秘訣は、皮膚細胞の新陳代謝を活発にすることです。
タンパク質のアミノ酸は、肌細胞のもとです。
アミノ酸が不足していては、美肌どころか、カサカサの悲しい肌に
なってしまいます。
そこで、豆パワーの出番です。
豆には、タンパク質だけでなくビタミンB2やB6も豊富に含まれていますから
毎日食べることで美肌に近づけます。
豆パワーで美肌を目指しましょう。
豆パワーで 生活習慣病予防?
豆には食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれています。
食物繊維、ポリフェノールは、血中のコレステロールを吸着し
体外へ排出する働きを持っていますので、
動脈硬化の要因となるコレステロールの減少につながります。
つまり、心臓病や大腸がんなどのリスクを回避できます。
また、血糖値の上昇を緩やかにするので、糖尿病の症状を改善したり予防したり
することができます。
その他にもナトリウムの排泄を助けるカリウム、心臓病の予防になるマグネシウム
なども含まれています。
豆のパワーで しっかり生活習慣病予防をしましょう。
まとめ
豆のパワー、すごいんです。
私たちの体に必要な栄養がたっぷりの豆のパワーを見直して、
ダイエット、美肌、生活習慣病予防に取り組んでみましょう。
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