帯状疱疹は身近な病気だった!帯状疱疹とは?症状は?治療は?予防は?

帯状疱疹

最近 友人3人が、たて続けに帯状疱疹を発症しました。

帯状疱疹という病名は知っていましたが、こんなにも身近な病気だとは

思ってもみませんでした。

そこで、帯状疱疹について調べてみました。

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帯状疱疹とは?

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスにより引き起こされる

ウイルス感染症の一種です。

1歳~5歳頃に水ぼうそうという形で発症したウイルスが

再び活性化して発症するということです。

長い間体内に潜んでいたウイルスが、加齢、過労、ストレスなどによって

抵抗力が低下すると、

再び活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。

それ故、帯状疱疹は特別な病気ではなく、誰もが発症する可能性のある

ごく身近な病気と言えるのです。

帯状疱疹の症状は?

帯状疱疹の症状は、一般的には体の片側に痛み・痒みを感じ、

そこに帯状のブツブツ(水ぶくれ)が広がるものです。

痛みは、個人差があります。

チクチクする、ヒリヒリする、ピリピリするなど表現されるように

強い痛み、激痛であることが多いです。

中には、夜も眠れないほどの痛み・痒みがある人もいます。

発症する部位も様々で、胸や腹、背中に現れることが多いですが、

顔や頭に出る人もいます。

発症時すぐには判断がつかず、頭痛や狭心症と疑っていたと

言う人もいます。

痛みを伴うブツブツは、2~3日のうちに水ぶくれになり

ひろがっていきます。

やがて、水ぶくれは膿を持ち、破れるとただれたりすることも

あります。

約1ヶ月くらいすると、かさぶたがとれ、痛みも殆どなくなります。

帯状疱疹は再発することもあります。

実は、友人も治って1ヶ月後に再び発症という悲劇に

見舞われました、

帯状疱疹の治療は?

帯状疱疹は症状が出てから2~3日以内に出来るだけ早めに治療を

始めることが大切です。

治療が遅れると、後々後遺症に悩まされることになりかねません。

通常は、「抗ヘルペスウイルス薬」の内服です。

症状が重症の場合は、入院や抗ヘルペスウイルス薬の点滴になります。

痛みがひどく眠れないときは、飲み薬や座薬を処方してもらえますので、

しっかり相談しましょう。

帯状疱疹は、加齢、過労、ストレスなどで抵抗力が落ちているときに

発症しやすい病気ですから、

発症したら、仕事は休み、安静にすることが大事です。

入浴も体に負担がかかりますので、初めの1~2周間は短時間のシャワーや

体を拭く程度にしましょう。

また、細菌感染を防ぐために、皮膚を保護し、水ぶくれを破らないように

気をつけましょう。

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帯状疱疹の予防は?

帯状疱疹は、50歳を超えると発症率が上がってきます。

またその症状も深刻化することが多いです。

そこで、50歳以上の人の帯状疱疹の予防目的で

ワクチンを接種することが承認されました。

ただし、ガンやリウマチなど免疫機能に問題を抱えている場合は

接種できないこともあります。

できるだけ元気なうちにワクチン予防接種を受けたほうがよいでしょう。

予防接種を受けていれば、帯状疱疹の発症リスクが下がります。

万が一発症しても、症状は軽くすみます。

ワクチン接種は1回で、経費は自己負担です。

その効力は、10~15年くらいです。

帯状疱疹の予防に、ワクチン接種をおすすめします。

日常生活では、ストレスなどを貯めず免疫力を低下させない

ようにしましょう。

また、バランスのよい食事、十分な睡眠など生活の管理を

しっかりすることが大切です。

帯状疱疹は、人にうつる病気ではありませんが、

乳幼児や妊婦さんとの接触は避けるなど配慮をしましょう。

まとめ

帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが原因で発症する病気です。

誰もが発症する可能性のある身近な病気です。

万が一発症しても深刻化しないように、

ワクチン接種を検討してみてはいかがですか。

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