3月生まれは可哀想?4月生まれこそ可哀想?何月生まれが有利?
我が子の誕生はうれしさいっぱいですが、
ふと、生まれ月が気になることはありませんか。
巷で話題になる3月生まれと4月生まれが可哀想と言われる理由を
まとめました。
3月生まれは可哀想?
「3月生まれは可哀想!!」という言い方をされたことはありませんか。
なぜ、可哀想なのでしょう。
このように言われるのは、たいてい小学校入学の時期に関係があります。
小学校入学は、来年でいうと2010年4月2日~2011年4月1日生まれまでの子どもが
同じ学年で入学します。
4月生まれと3月生まれでは、ほぼ1年の生育期間の違いが生じます。
それだけ、発育状況が違っていると、できること・できないことに大きな差が出る
ということで可哀想と言われるのです。
小学校に入学すれば、同じ教室で同じ指示を受けて活動するわけです。
それが、4月生まれの子どもは、すんなり理解し活動できても、3月生まれの子どもには
まだ未熟なところもありもたもたしてしまうという考えです。
また、体育的に見ても未発達なところがあるということです。
たしかに幼少のころの1年は大きいです。
言葉も行動も格段に差があると感じることもあるでしょう。
しかし、このような差は、数年で関係なくなります。
我が子が出遅れているように感じ焦燥感にかられ、
神経質になりすぎて子どもにきつく迫ることだけは
気をつけましょう。
また、月齢差があっても問題なく学校生活のスタートをきれる子どもも
います。
まさに個人差です。
ですから、「3月生まれは可哀想」という発想は持たず、できるサポートをしながら
見守ってあげましょう。
4月生まれこそ可哀想?
上記の考えとは逆に「4月生まれこそ可哀想」という人もいます。
なぜなのでしょう。
幼稚園や小学校に入った時、4月生まれの子どもは月齢が多い分、
できることが多い・・・?
と見られがちです。
できて当たり前という思いで接してこられることが多く、
中には4月生まれのお兄ちゃんなのに・・・という言葉を
浴びせられた人もいるそうです。
これも最初のスタート時こそ多少の差があるかもしれませんが、
徐々に解消されていくことですし、個人差があります。
頭ごなしに4月生まれは、できて当たり前と見られることが苦痛だと
いいます。
ですから、4月生まれは可哀想・・・になるようです。
また、年齢が上がるにつれ、同級生の中で一番先に年をとるから
可哀想だと言われるようです。
若いうちは、こういうことが気になるかもしれませんね。
わざわざ「あなたは○歳、私はまだ○歳。」なんていう言い方を
する人もいますから。
また、定年退職にもかかわってくるという考えもあります。
同級生なのに4月生まれは早々と退職、3月生まれはほぼ1年多く働けるのです。
このようなことから、4月生まれこそが可哀想だと言われています。
何月生まれが有利?
では、何月生まれが有利なのでしょう。
小学校の入学時は、4月生まれが活動に有利とされますが、
数年で解消されます。
あるデーターによれば、スポーツ関係でみると、
大成しているのは4月~6月生まれの人が多いそうです。
体育差は、対等にプレーできないという劣等感を持たせ
それが、後々まで関係して大成しにくいというのです。
しかし、プロ野球選手の桑田真澄さんは、4月1日生まれですが、
1年生で夏の甲子園に出場し制しました。
ほとんど中学生の身体です。
3月生まれだから、早生まれだから、スポーツも上手にならないということでは
ありませんね。
学習の面ではどうでしょう。
たしかに小学校のスタート時は戸惑いがあるかもしれませんが、
中学年までには問題なくなるようです。
生まれが早いから遅いから・・・という理由でいつまでも影響は
ないようですね。
何月生まれだから有利、何月生まれは可哀想という決め手はないように
思います。
若干データー的に見て多い少ないがあるだけです。
ですから、そんなに神経質になることはありません。
まとめ
生まれ月が何月であれ、親は生まれてきてくれたことに
そして、子どもは産んでくれたことに感謝の気持ちを持つものだと
思います。
成長の過程で若干気になる心配になることはあっても、
年齢が上がるにつれ解消されていきます。
3月生まれは可哀想、4月生まれは可哀想・・・という
言葉をかけることこそ、相手には可哀想、失礼なことですね。
誕生日は、何月何日でもその人が生まれた日という証明です。
親は、生まれてきてくれたありがとう。と子供に・・・
子供は親に、生んでくれてありがとう。と感謝する日でもあると思います
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