まつ毛がよく目に入るのはなぜ?対処法は?
抜けたまつ毛がよく目に入り、目がごろごろして
困るという人がときどきいますね。
なぜまつ毛が目に入るのか、またその対処法をお伝えします。
まつ毛がよく目に入るのはなぜ?
まつ毛がよく目に入って困るという人がいますが、
それは、抜けたまつ毛が目に入るということです。
普通、人間のまつ毛は毎日抜けるものです。
大体2～3本程度は抜けています。
でも、それは目に入りません。
自然に下に落ちていきます。
目の中がごろごろするなどの違和感を感じるのは、
逆さまつ毛の可能性が大きいです。
逆さまつ毛とは、まつ毛の一部が眼球の方向に生えていることを
言います。
まつ毛が眼球に当たって痛みや違和感を感じるのです。
逆さまつ毛は、数が少なければ抜いたり目薬をさしたりすることで
対処できます。
しかし、本数が多い場合は、角膜を傷つけ重症化する場合も
ありますので、この場合は専門医に診てもらうことをおすすめします。
まつ毛がよく抜けることの対処法は?
まつ毛がよく抜けるのは、
まつ毛そのものが弱っていることが根本にあると
考えられます。
この場合は、まつ毛美容液などで、まつ毛に栄養を与え、
しっかりと腰のあるまつ毛に育てるとよいです。
抜けたまつ毛が目に入った場合の対処法で大事なことは
まつ毛を取り出す際に目の中を傷つけないということです。
まつ毛を取り出すには、
・目薬をさして取る。
いつもより多めに目薬をさし、瞬きを数回すれば
流れでてきます。
・ガーゼのハンカチの隅を使って取る。
ガーゼのひと隅を補足して、そうっとなでるように
すると、ガーゼにくっついて出てきます。
・洗眼ざいをつかって目を洗浄しながら取る。
目の洗浄をし取り出します。
・綿棒で取る。
綿棒をそっと当ててまつ毛を取り出します。
まつ毛が入っている間は、ごろごろしたり痛みがあったりするので、
その都度確認をしながら行いましょう。
決して、強い力でこすったり押し付けたりしないように
しましょう。
角膜に傷がついたりしたら、大変なことになります。
診察を受けた方がいいのは?
まつ毛がよく目に入るのは、逆まつ毛が原因であると
説明してきましたが、
逆まつ毛は幼児や高齢者によくみられる症状です。
幼児の場合は、眼瞼内反症というまぶたが内側に向いている
状態により起こる症状です。
これは成長とともに改善していくことが多いです。
高齢者は、加齢によりまぶたが下がってくるために
起こることがあります。
逆さまつ毛の症状も人それぞれですが、
子どもが成長しても改善が見られない場合は、
手術が必要になってくることもあります。
上まぶたは二重のまぶたに、下まぶたは目の下の皮膚と眼輪筋の
切開・切除を行い矯正する手術になります。
手術そのものは、日帰りで行われます。
保健も適用されます。
すべてが手術になるということでもなく、
中には、点眼液をもらうだけという場合も
あります。
まつ毛が目に入る症状がいつまでも改善しないときは、
一度診察を受けた方がよいかもしれません。
まとめ
まつ毛が目に入って悩んでいる場合は、
まつ毛美容液などでまつ毛に栄養を与えて
まつ毛そのものを改善することも一つの方法です。
目に入ったまつ毛を取るときは、きずをつけないように
注意しましょう。
いつまでも改善しないときは、診察を受けましょう。
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