掛け布団と毛布の順番は、どちらが上?暖かいのは?
ところで、みなさんは、掛け布団と毛布をどのような順番で
掛けていますか。
順番によって、暖かさに違いがあることをお伝えします。
掛け布団と毛布の順番は、どちらが上?
毛布の上に掛け布団を掛けるか、掛け布団の上に毛布を掛けるか・・・
実は、千差万別。
そんなこと考えたことがなかった、疑いもしなかったという
人が多いと思います。
大事なことは、どちらが暖かくて快適に眠れるかということです。
寝床の暖かさです。
最近、よく使われている羽毛布団で言うと、
寝床の快適な暖かさは、毛布を上にする方がいいのです。
それは、毛布を上に掛けることによって、布団の中の熱を
外に出さず保つのです。
羽毛布団の羽毛は、接している体の温度により膨らみ、保温性能を
高めます。
体と掛け布団の間に毛布があったら、体からの温度をシャットアウト
することになりますから、いつまでも暖かくならないので。
体の温度によって羽毛布団が膨らむので、体に直接触れるように
掛け布団を下、毛布を上に掛ける順番にしましょう。
ただし、毛布が厚くて重たい場合は、上から掛けると
布団がその重みでつぶれるので、この掛け方は適しません。
もっと暖かくするには
毛布を掛け布団の上に掛けて熱を逃さないようにすれば、
暖かい布団の中で快適に眠れます。
しかし、もう一つ大切なことがあるんです。
それは、体の下になる部分、敷布団です。
せっかく掛け布団と毛布で温まった熱は、ほとんどが敷布団から
逃げていきます。
寝床の中の保温の6割が敷き布団、4割が掛け布団にあると
言われています。
フローリングや畳に布団を敷いて寝る場合、
背中がスースーする感じを味わった人はいませんか。
敷布団も暖かさを保つためには見直しましょう。
例えば、敷布団を二枚敷く、
一枚はマットを敷き、その上に敷布団を敷く
などです。
ここに毛布を使っても格段に変わってきます。
敷布団の場合は、敷布団の上に毛布を敷くようにしましょう。
毛布の役割って大きいですね。
それでもやっぱり毛布が離せない方へ
理屈では毛布を一番上にすることがよいとわかっても、
やっぱり毛布の肌触りが好きなので毛布を下にしたい
という人もいますよね。
そういう場合は、毛布の材質にこだわりましょう。
アクリルの毛布は、確かに肌触りはよいのですが、
吸湿性が弱いので布団の中が蒸してきます。
特に、代謝が活発な子どもは汗をかきやすいので
注意してあげてください。
まとめ
快眠のために寝具は大きくかかわってきます。
寝床の中が暖かくなるように、掛け布団の上に毛布を
掛けるようにしましょう。
さらに、敷布団も工夫して、熱を逃さないようにしましょう。
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