喪中の時のお正月行事はどこまでするの?おせちは?正月飾りは?初詣は?
おせち料理、しめ飾りや鏡餅などの正月飾り、初詣はどうなのか
気になることがたくさんありますね。
ここでは、喪中の時のお正月行事についてお伝えします。
喪中とは?
喪中とは喪に服することです。
近親者に不幸があった場合、ある一定の期間は死を悼み身を慎む
ことです。
期間は、一周忌、一年間とされています。
この期間は、故人の冥福を祈り、晴れがましいことなどの派手な
行動を慎むようにとされています。
似た言葉で「忌中」があります。
忌中は、自宅に謹慎する期間を言います。
つまり、四十九日までが忌中となります。
忌中、喪中の目安の日数は、
続柄 忌日数 服日数
父母 50日 13ヶ月
夫 50日 13ヶ月
妻 20日 90日
兄弟姉妹 20日 90日
喪中の時のお正月行事はどこまでするの?
喪中の目安の日数がわかったところで、
喪中の時のお正月行事は、どこまでするものなのでしょうか、
どこまでしてよいのでしょうか。
この期間は、お祝い事などの行動は避けるものとされていますので、
・お正月飾り
×しめ飾り、門松などは一般的には避けます。
△鏡餅は忌中の間は避けますが、忌中明けで喪中の場合は
飾ることもあるようです。
・おせち料理
×お祝いの料理である「おせち料理」は、避けます。
ただし、おめでたいものなどを使わない具材にすれば
作っても構わないという考えもあります。
お雑煮も三が日は食べないようです。
○厄を祓い長寿を願う意味の「年越しそば」は構わないよです。
喪中の時の初詣は?
初詣は神社に出かけますね。
お寺と神社では、「死」のとらえ方が違います。
神社では、「死」は、「けがれ」ととらえますので、
初詣は避けた方がよいです。
しかし、神社によっては、忌中明けであれば構わないとする
所もあります。
まとめ
喪中の時のお正月行事は、お祝いごとに通じることは
避けるほうがよいです。
ただ、中には忌中明けであればできるものもありますので、
親族に相談しながら、すすめていくのがよいでしょう。
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