冬でも熱中症になる?要注意なのはだれ?起こる場所は部屋?お風呂?車?
熱中症と言えば、夏の季節のものと思いがちですが、
どうやらそうでもないようです。
どの季節でも熱中症は起こるのです。
その中でも冬の熱中症は深刻になる事があるそうです。
冬の熱中症について解説していきます。
冬でも熱中症は起こる?
寒い冬は熱中症とは無縁のようですが、
実は、冬にも熱中症になるようです。
熱中症は脱水症状により引き起こされます。
寒い冬に脱水?
なんだかピンときませんね。
冬の熱中症は、かくれ脱水によるものが多いんです。
かくれ脱水とは、冬の気候に大きく関係しています。
冬は、乾燥しますね。
その乾燥によってなんの自覚もないまま身体から水分が
奪われていることをかくれ脱水と言います。
これは、本当の脱水症状の一つ手前の状態です。
気づかないまま放置しておくと大変なことにつながり
かねません。
また、夏は意識して水分補給をしますが、
冬になると、それほど気にしなくなりがちです。
乾燥によって身体の水分が奪われていることに気づかないことが
かくれ脱水=熱中症になるのです。
さらに、ウィルスに感染するなどして体調を崩し、下痢などに
なった場合、体の水分は確実にうばわれていくのです。
以上のような要因から、冬でも熱中症になる危険があるのです。
冬でも熱中症に要注意なのはだれ?
誰にでも熱中症になる可能性はあるのですが、
中でも要注意なのは、だれでしょう。
それは、小さい子どもと高齢者です。
小さい子どもは、のどが渇いても自分の意志で水分補給を
することが難しいです。
また、身体が未発達なため、脱水症状になりやすいのです。
高齢者は、加齢によりのどの渇きを感じることに鈍感になりがちです。
知らず知らずのうちに脱水症状を起こしていることがよくあります。
また、夜のトイレの回数を気にするあまり、水分摂取を控える傾向に
あります。
飲むことだけでなく食べる量も減ってきますので水分不足に
なりがちです。
小さい子どもや高齢者は水分不足、のどの渇きを自覚しにくいので
周囲が目を配ってあげることが大事です。
冬でも熱中症が起こる場所は部屋?お風呂?車?
冬でも熱中症になりやすい場所は、どこでしょう。
部屋
最近の建物は、気密性に優れています。
外気により部屋の中が影響されないようになっていることが
多いです。
自然な空気が入ってこないのですから、部屋の中は乾燥して
しまいがちです。
また、冬は、暖房器具を使用することが多いので、部屋の空気が
乾燥することになります。
加湿を忘れないようにしましょう。
お風呂
お風呂で熱中症?
ちょっと驚きますよね。
水分だらけですよ、お風呂は。
実は、冬のお風呂での注意点があるんです。
外が寒くて体が冷えきっているからと、熱いお風呂で肩までつかり
長湯をしていると熱中症になります。
高齢者が入浴中に意識を失くして亡くなるという話はよく耳にします。
車
車中は、直射日光を浴びやすいので、思いのほか体温が
上がることがあります。
フロントガラスやサイドガラスなどから大量の日光を
浴びますね。
運転中は、こまめに水分補給ができないので、脱水状態に
なりやすいです。
体調が思わしくない場合は、特に熱中症になりやすいので
気をつけましょう。
まとめ
冬でも熱中症になりやすいので、
しっかりかくれ脱水の予防をしましょう。
部屋でもお風呂でも車でも熱中症になることがあります。
乾燥を防いで水分補給を忘れないようにしましょう。
特に、小さな子どもや高齢者には気をつけてあげましょう。
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