大腸ポリープは切除するべきか?手術のための入院期間は?予防する食べ物は?

大腸検査
最近、大腸がんの発症が増えています。
気づいたときには、手遅れになることが多いと言われるほど
症状の出にくい病気です。

大腸がんにいち早く気づくためにも大腸内視鏡検査を受けることを
おすすめします。

そこで、大腸ポリープが見つかった場合は、切除した方がよいと
言われています。

なぜ大腸ポリープを切除するのか、入院は必要なのか、ポリープが
できにくい体質にするにはどうしたらよいのかを解説していきます。

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大腸ポリープは切除するべきか?

大腸ポリープが見つかった場合、切除をするべきなのでしょうか。

大腸の内視鏡検査で判明するのが、大腸ポリープです。

大腸ポリープは、いぼ状の小隆起性病変です。
ほとんど自覚症状というのはありません。
便潜血検査でもほぼ見つかりません。

大腸ポリープには、

・早期のがん
・線種
・潰瘍性大腸炎の後によく起こる炎症性ポリープ
・老化による過形成のポリープ

の四種類があります。

このうち、線種が問題で、直径1cmを超えてしまうと
急激にがんになる可能性が増します。

ですから、このポリープを早い段階で切除してしまう方が、
大腸がんのリスクを減らすことになるのです。

大腸ポリープが見つかれば、幸運だと考えた方がよいでしょう。

切除のあと取り出したポリープの組織検査をして
良性か悪性かを判断します。

大腸ポリープの切除の手術の入院期間は?

大腸ポリープが見つかり、切除をするとなった時、
手術の入院期間はどのくらいなのでしょう。

大腸ポリープは基本的に開腹をせず内視鏡手術でできます。

内視鏡切除手術は、小さいポリープであれば、検査時に見つかり次第
切除しますので、日帰りの治療になります。

原則としては、1~3日の入院で切除手術はできます。
実際の施術時間は、20~30分ほどで済みますが、
腸内を空にしなければならないので、事前に断食をし
下剤を飲まなければなりません。

また、術後に出血などがないかを確認するために
これだけの日数の入院期間になります。

ポリープは、小さければ、切除手術による体の負担も小さいし
がんへのリスクも減りますので、早めに検査をする方がいいですね。

大腸ポリープを予防する食べ物は?

大腸ポリープのできやすい人は、便秘の悩みを抱えていることが
多いようです。

ですから、便秘を解消するような食事、運動を意識することが
大切です。

大腸ポリープの予防になる食べ物とは、

○肉類の脂質を摂りすぎない
 できれば、肉よりも魚中心の食事を心がけましょう。

○野菜を意識的に多く摂る
 大腸ポリープができやすい人は全体的に野菜の摂取量が
 少ないようです。

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 野菜を多く摂るようにしましょう。
 苦手な人は、野菜ジュース、青汁なとの食品を活用するのも
 1つの方法です。

○善玉菌を増やす
 ヨーグルトなどをうまくとりいれてビフィズス菌を増やすように
 しましょう。

食事内容を見直し、改善することでかなり予防ができますので
ぜひ取り組んでみてください。

まとめ

大腸ポリープは、そのまま放置しておけば、大腸がんになる
可能性が大きくなります。

まずは、検査をしましょう。

見つかったら、早めに切除しておくことが大事です。

また、大腸ポリープができにくい体質にするため、
食べ物の見直しをしましょう。

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