3歳の子どもに鼻のかみ方を教えるコツは?鼻水が原因の恐ろしい病気とは?
赤ちゃんの頃は吸引器で吸ってあげていたけれど、そろそろ
自分で鼻をかめるようになってほしい・・・。
そこで、3歳の子どもに鼻のかみ方を教えるコツを紹介します。
鼻のかみ方を教えるコツは?
鼻のかみ方を教えるコツは、
楽しみながら
笑顔で
気長に
練習できるようにすることです。
3歳の子どもには、「まねっこ」が一番。
1 お口で「フーフー遊び」
ティッシュを顔の前に持ってきて、熱い食べ物をフーフーするみたいに
口でフーフーさせます。
先にお母さんがして見せるとわかりやすいですね。
ティッシュがヒラヒラ揺れたら成功です。
しっかり、褒めてあげましょう。
2 お鼻で「フーフー遊び」
お口フーフーに慣れてきたら、次の段階、鼻でフーフーさせます。
同じようにティッシュがヒラヒラするようにして遊びます。
鼻息は大人には簡単でも子どもにとっては難易度が高いので
気長に遊びましょう。
鼻に意識が行くように顔をくしゃくしゃ、鼻をくしゃくしゃして
見せてあげると興味深く見てくれますよ。
3 「片鼻ティシュ飛ばしごっこ」
片方の鼻の穴に丸めたティッシュを詰め、もう片方の鼻の穴を指で押さえ、
「フン!!」と遠くへ飛ばす遊びをします。
「どっちが遠くまで飛ばせるかな。」と。
このとき子どもは、つい口を開けてしまうので、「お口は閉じて、やってごらん。」と
声をかけてあげましょう。
このように、お母さんの真似をさせながら気長に練習していけば、
鼻のかみ方を学んでくれます。
正しい鼻のかみ方を教えよう
鼻をかむ行為は、簡単なようですが、かみ方によっては他の病気を
誘発することになりかねません。
そこで、正しい鼻のかみ方を教えることが大事です。
◇絶対にしてはいけないのは、
・勢いよく一気に鼻をかむ。
・両方の鼻を一度にかむ。
・鼻水を出し切らず中途半端にかむ。
また、鼻をすすることも大変危険なことです。
◇正しい鼻のかみ方は、
・口から息を吸う。
・口を閉じてかむ。
・片方ずつかむ。
・やさしくかむ。
・少しずつ何度かに分けて小刻みに鼻汁を出すようにする。
◇鼻の周り・下の皮膚の炎症を防ぐために、
・柔らかい材質の ティッシュを使うこと。
・鼻汁が鼻の下に残らないように、きれいにぬぐい取ること。
・鼻の下を舌でなめたり指でこすったりさせないこと。
カサカサになっている場合は、保湿のケアをすること。
正しい鼻のかみ方が身に着くように教えてあげましょう。
鼻水が原因の恐ろしい病気とは?
間違った鼻のかみ方をすると、鼻水が原因となって
恐ろしい病気を発症することがあります。
〇副鼻腔炎
両方の鼻を一度にかむと、鼻汁が鼻の奥に追い込まれて
副鼻腔炎になることがあります。
〇鼻血・急性中耳炎
勢いよくかむと、鼻血が出たり、耳が痛くなって急性中耳炎に
なることがあります。
〇鼻中隔穿孔
鼻を掘る際に粘膜を傷つけ細菌感染をおこし、出血を繰り返したり
かさぶたができたりします。
まとめ
鼻水の役割、ほこりなどの異物・ウィルスなどを外へ出すことです。
体内に溜めてしまうと風邪が長引いたり、他の病気を発症したり・・・と
大変危険です。
正しい鼻のかみ方を教えてあげましょう。
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