空腹の時にお腹が鳴るのを止める方法は?
テスト中や会議中、突然お腹がグーと鳴ることがありますね。
静まり返った部屋の中で恥ずかしい思いをした経験。
空腹の時、お腹が鳴るのを止める方法をお伝えします。
なぜ空腹の時にお腹が鳴るの?
空腹の時にお腹がグーと鳴るのは、空腹期の収縮によるものです。
胃は、筋肉でできた袋ですので、それが伸びたり縮んだりして
食べ物を動かし、消化液に混ざるように動きます。
それが空腹になると脳が血中の糖濃度の低下を察知し、
お腹が空いたと感じてきます。
脳は、いつでも食べ物が入ってきていいように受け入れの準備を
始め、胃の収縮を活発にします。
その結果、中の空気が圧縮され胃袋の出口から腸に押し出される時に
グーと鳴るのです。
逆に空腹でなく満腹の時にもお腹が鳴ることがあります。
これは、胃の収縮運動で腸に送られ通るときに微量にガスが発生し
腸壁を動かすためになるのです。
また、胃腸の調子が悪い時にもガスが逆流して鳴ることがあります。
お腹が鳴るのを止める方法は?
空腹でお腹が空いているからと、ちょこっと何かをつまむ
いうことを耳にしますが、これは、おすすめできません。
かえって胃の働きが活発になり、胃液の分泌も多くなるからです。
規則正しい食生活にすることが大切です。
とはいえ、テストや会議の中でお腹が鳴るのを一時的に止める方法は、
息を吸い込みお腹を膨らませて、体の内側からの空気の圧力で
胃の収縮運動を押さえることです。
そのために、
・腹式呼吸をする
腹式呼吸でお腹の中に空気をたくさん入れる。
・背筋を伸ばす
胃の圧迫を防ぐ
・背中をたたく
胃の後ろ部分の背中をトントンたたいて、胃の中の空気を
ゆっくり腸の方に流す。
などの方法を試してみましょう。
お腹が鳴らない体にするには?
一時的にお腹が鳴るのを止めることができても、
いつもいつも不安を抱えているのはつらいですね。
そこで、日ごろからお腹が鳴らない体にしていきましょう。
そのために日ごろの生活習慣を見直してみましょう。
・規則正しい食生活にする
食生活のリズムが崩れていると、胃の働きも崩れがちに
なります。
そのため、思わぬ場面でグーと鳴ってしまうことも。
・空気を飲み込まないように食事をとる
一気食い、早食いをしていると、食べ物と一緒に空気も呑み込み
お腹が鳴る原因になることがあります。
・炭酸飲料を摂りすぎない
炭酸飲料を体内にとりこむと、胃の中で二酸化炭素＝ガスが
発生します。
・便秘・下痢を解消する
便秘や下痢の人はお腹が鳴りやすくなります。
たまったガスが逆流するからです。
・姿勢をよくする
背中が丸まった猫背の姿勢でいると、胃を圧迫するからです。
・運動習慣を身につける
運動不足は、体内のさまざまな働きを鈍らせることになります。
・ストレスを軽減する
ストレスゼロは、今の時代無理なことてすが、ストレスを
解消する手立てを見つけて実践していきましょう。
自律神経が乱れると、胃腸も乱れてきます。
まとめ
静まり返った場面でお腹が鳴るのは恥ずかしいですね。
一時的な対処法をお伝えしてきましたが、日ごろの生活の
見直しもし、お腹が鳴らない体にしていきましょう。
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