吃音では就職できない?原因と症状は?克服できないの?
吃音というのは、通称「どもり」と言われている言葉が出にくい
症状です。
本人の思い通りに言葉がうまく出てこないため、いろいろな場面で
つらい思いをしています。
そのつらさは、なかなか他人には理解してもらえません。
ここでは、吃音について解明し、克服のお手伝いを
させていただきます。
吃音では就職できない?
吃音は、言葉が思うように出てこず、つまったり言葉が重なったり
するしゃべりにくい状況になることです。
子どものころから吃音で悩んでいる人も多いですが、
最も悩みが深刻になるのは就職活動の時ではないでしょうか。
学科試験はうまくいっても、その先の面接でこの症状が出てしまったら・・・。
不安な気持ちでいるのではないでしょうか。
ずばり採用されないのではないかと。
たしかに不利なことではあるでしょう。
だからといって、何もしなければ、この吃音のせいだ・・・と
後ろ向きになるばかりです。
完全に改善することは難しいかもしれませんが、
克服の道をさがすことをおすすめします。
吃音の原因と症状は?
吃音の症状がでる原因は、脳から声帯への間違った指令で
起こると言われています。
本来開くはずの声帯が閉じてしまうのです。
よく言われるのが、幼少期の何らかの出来事がトラウマになっていたり
しつけが厳しすぎたことなども原因になるともいわれています。
自分自身で吃音であることを意識した段階で、そこから防衛反応が
はたらき意識しすぎることでも起こるようです。
また、うまくしゃべれないのではないかという不安から、言葉を発する
ときにどもってしまうのです。
症状としては、
・言葉の初めの子音を繰り返す
「す、す、す、す、すみません」という風に反復する。
・言葉の初めの音を長く引き伸ばす
「す——–みません」
・一音発語した後、そのあとの言葉が続かない
「す・・・・・・」「・・・・・す、み、ま、せ、ん」
大きく分類すると上記の三つのパターンになります。
吃音は克服できないのか?
吃音を克服することはできないのでしょうか。
吃音の症状がある人にとって一番大事なことは意識しすぎないことです。
つまり気にしないことです。
そうはいっても、気になりますね。
吃音の治療機関もあります。病院の診察を受けることも
選択しのひとつです。
言語訓練士による訓練を受けるのが治療になります。
日常生活では、話すことを避けるのでなく、積極的にコミュニケーションを
とることを心がけ、意識しすぎないでゆっくり自分の言葉で話すようにしましょう。
まとめ
吃音は、本人にとってかなりの負担です。
しかし、吃音だから就職できないということはありません。
前向きに克服の道を選択してほしいです。
医療機関での治療の道もあります。
でも、一番大事なことは、意識しすぎない、気にしないように
することです。
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