おせち料理は、いつ食べる? 大晦日?元旦?

おせち料理2
おせち料理って、いったいいつ食べるものなのでしょう。

おせち料理=お正月のイメージですから、元旦に食べるものと
思っている方も多いでしょう。

しかし、そうでない家庭もあるんです。

結婚したら、それぞれの実家で違っていたという経験をされた方、
いませんか。

おせち料理は、いつ食べるのが本当なのか・・・。

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おせち料理は元旦に食べる

お正月三が日に食べる特別な料理がおせち料理です。
数段重ねの色とりどりの重箱に、さまざまな料理をきれいに
並べ、詰めているものです。

テレビなどでも流れるように、今はお正月の三が日におせち料理を
食べるのが一般的です。

よく言われているのが、三が日に女の人を料理から解放し、休養させる
ためにあると、

しかし、神様をお迎えするお正月に、台所で煮炊きするなど物音を立てて
バタバタとすることを慎むためからきています。

ですから、おせち料理の具材は日持ちのするものが多くなっています。

おせち料理は、家族の健康で幸せに暮らせますよう願いを込めて
食材の名前や形などで縁起を担いだものになっています。

たとえば、黒豆は一年間まめに働けますように。

     数の子は、子宝に恵まれ子孫繁栄を願って。

     昆布まぎは、よろこぶの昆布にかけて幸せに過ごせますように。
などです。

一年の幕開けにふさわしい縁起の良い祝儀の料理として、
家族全員がそろってお屠蘇をいただいた後、おせち料理を食べます。

おせち料理は大晦日に食べる

おせち料理は元旦に食べるものと思っている方も多いでしょうが、
大晦日に食べるという家庭も結構あります。

それは、大晦日に食べるという風習をそのまま受け継いでいるからです。

つまり、出身地域によって違うのです。

北海道、東北、北陸・甲信越の一部では、大晦日におせち料理をたべている
ようです。

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昔は、一斉に年末から年明けに年をとるという考えでした。
一歳年を取るということです。
その意味でのお祝いの膳だったのかもしれません。

今は、自分の誕生日に年をとっていきますので、新年を迎えるための
迎えの膳として食べます。

大晦日におせち料理を食べ、元旦はおせちの残りとお雑煮を食べる
のです。

ただ、せっかくきれいに詰められたおせち料理が、食べ残しの格好に
なるので、華やかさはなくなります。

また、最近は、お正月早々に営業をしているスーパーもかなりありますので
わざわざ日持ちをさせる必要も少なくなりました。
同じものをいつまでも食べる必要もないという考えもあるようです。

おせち料理は大晦日に半分、元旦に半分食べる

31日の夕方までにおせち料理を作り終え、その日の夜に半分、
元旦に半分食べるという家庭もあります。

大晦日に食べるおせち料理は、大皿なとに盛り付け、
他のメニューの補足として食べます。

残りの半分は、重箱に詰め、元旦に食べるという風にすれば、
同じ種類の料理も新鮮に映ります。

重箱に詰めることで特別な料理になり、新年の祝いの膳に
ふさわしくなります。

まとめ

おせち料理は、元旦に食べる家庭、大晦日に食べる家庭と
さまざまです。

どちらに食べるかは、その家庭の出身地に起因することが多い
ようですね。

また、それぞれのライフスタイルにもよるようです。

最近は、元日出勤の人もいますから、家族全員が揃って膳を
囲むのは、大晦日になるからという方もいます。

どちらにしても新年の御祝、願いを込めておせち料理を食べる
伝統的習慣は続けていきたいですね。

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