歯磨きしていても口臭や歯の黄ばみ、虫歯ができるのはなぜ?ケアの仕方は?
毎日ちゃんと歯磨きをしているのに、口臭や歯の黄ばみ、虫歯などの
悩みを持つ方は多いではないでしょうか。
ここでは、そんな悩みを持つ方にケアの仕方をお伝えします。
歯磨きしていても口臭や歯の黄ばみ、虫歯ができるのはなぜ?
口の中で起こるトラブル、口臭、黄ばみ、虫歯などの
主な原因は思歯垢です。
歯垢とはたんぱく質の汚れです。
虫歯の原因として知られるミュータンス菌が歯に住みついてしまうと、
歯垢ができてきます。
歯磨きの目的は歯垢を落とすことなので、食べかすなどを取り除いても
口の中に歯垢が残っていれば口臭、黄ばみ、虫歯のもとを残している
ことになるのです。
さらに口の中で分泌される唾液が中性になっていれば健康なのですが、
糖類や炭水化物の摂取により酸性になり虫歯のもとになる菌が増殖します。
そこに唾液の分泌があれば酸性から中性に戻してくれるのですが、
寝ている間は唾液の分泌が極端に減るのでこの効果が期待できません。
そして、これが口の乾き、口臭、黄ばみ、ねばつきの原因になるのです。
ケアの仕方は?
上記のようなトラブルをなくすためには日ごろのケアが大切です。
口の中を健康に保つためのケアの仕方を紹介します。
○歯垢は浮かせてから取り除く
マウスウォッシュなどで歯垢を柔らかくしてから歯磨きをして
細菌の増殖を防ぎましょう。
○歯間のケアもしっかりしよう
歯磨きの前に歯間にたまっている歯垢をかき出しておきましょう。
○ブラッシングスキルを身につけよう
歯ブラシの動かし方、角度なども歯垢をしっかり取り除くには
大切になります。
○歯磨き後はざらつきをチェックしよう
歯磨きが終わったら舌を使って歯の表面に歯垢が残っていないかを
チェックしましょう。
ざらつきやぬめりを感じたらまだ歯垢が残っています。
○唾液分泌を促す
日ごろから水分補給をまめにしたりガムを噛む、食事時に噛む回数を増やすなど
唾液の分泌を促すように意識しましょう。
○唾液腺を刺激しよう
唾液が出るように耳下腺に人差し指から小指までの指をあてて、くるくるマッサージ刺激を
しましょう。
口の中にジュワーと唾液が上がってきます。
歯磨き粉・歯ブラシ選び
自分の口のトラブル解消に合う歯磨き粉・歯ブラシを選ぶことも大切です。
歯磨き粉をみてもたくさんの種類がでていて迷いますね。
虫歯が気になっている人用
歯周病予防をしたい人用
口臭が気になる人用
黄ばみが気になる人用 など
また、歯ブラシも ヘッドの大きさ・固さ・切り口の形・毛の長さ・
こしなどで自分に合ったものを選ぶことが大事です。
数本の歯ブラシを使い分けている人もいますね。
このように日ごろから歯垢をためず唾液の分泌を促すことが口の中の健康維持に
つながります。
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