有田陶器市のとっておきの楽しみ方は?そのためにおすすめする駐車場は?
佐賀県の有田陶器市は、毎年4月29日~5月5日のゴールデンウィークに
開催されます。
主に有田駅と上有田駅の間に約550店舗が軒を連ねる大イベントです。
この間、約5kmの道が100万人以上の観光客でにぎわいます。
陶磁器の豊富さ、安さ、独特の活気に魅了され、毎年多くの人々が
有田を訪れます。
ここでは、有田陶器市ならではの楽しみ方をお伝えします。
また、メインストリートを不自由なく楽しめるおすすめの駐車場を
紹介します。
有田陶器市の楽しみ方は?
有田陶器市は他の陶器市とは違い、陶器と磁器の両方があります。
また、知名度の高い有田焼きだけでなく波佐見焼、唐津焼、現川焼など他地方の焼き物も
集まっているため出店数が他と比べて圧倒的に多いのです。
ストリートを散策しながら、朝鮮陶工までさかのぼる歴史の跡を巡ったり鑑賞したり、
お気に入りを見つけて購入したりするのですが、
その中でもとっておきの楽しみ方を紹介します。
○朝粥+干支いり碗
毎朝6時から先着300杯の「朝粥」を用意してくれています。
500円ですが、そのお粥の入った干支入り碗は持ち帰れます。
このお粥のことを知っている人も結構いて、早くから行列ができることも
あるそうです。
○陶彩弁当+器
有田陶器市の期間中だけ有田の応法丙の5つの窯元で「陶彩弁当」を販売します。
自分の窯元で作った器に料理を入れて提供してくれます。
食後は、その器は持ち帰ることができます。
普段は、器だけでも倍以上のお値段がしますので、とってもお得です。
他にも、「陶彩スィーツ」もあります。
もちろん器も持ち帰れます。
陶彩弁当の販売をしている窯元のひとつの「親和伯父山」は、大正14年創業の歴史ある窯元です。
親和伯父山の陶彩弁当は、代表者の岩永さんの庭と座敷を提供してくれます。
他にも好評だったのは、幸楽窯の徳永陶磁器の陶彩弁当です。
5000円もする大皿に載ったお弁当です。半額の値段で食事と大皿が持ち帰れますから
かなりお得ですね。
※陶彩弁当は、予約が必要です。数に限りがありますので確かめてくださいね。
・瑞峯窯 ☎0955-43-2241
・梶貞窯 ☎0955-42-3532
・徳幸窯 ☎0955-42-2888
・西山徳上衛門 ☎0955-42-2306
・親和・伯父山 ☎0955-43-3141
・幸楽窯 ☎0955-42-4121
・福丈窯 ☎0955-42-3303
○値切り
有田陶器市ではかなりお得に買い物ができるのですが、
交渉によっては、さらに値段を下げてもらうことができます。
人によっては、1万以上の器を4000円で購入できた人もいます。
値切りの交渉を楽しむこともできます。
値切り交渉のポイントは、
・何かお店の人に共感してもらえるような話をする
親に贈る
新築祝いにする など
・器をほめる
日によっては作者(職人)が店に立っていることもあるので器をほめる
・周囲の人の値切りに続く
あちらにこれだけ値引きしているからこちらも・・・とお願いする
など、じょうずに楽しく会話をしながら交渉することをおすすめします。
値段が大幅に下がるのは、最終日です。ほぼ投げ売り状態になります。
ただし、お目当てのものは売り切れている・・・ということもあります。
おすすめする駐車場は?
有田陶器市は全国からの観光客でにぎわいます。
渋滞も覚悟しなければなりません。
ですから、朝粥から楽しむためには、
まず、早朝に到着するように日程を組むことです。
おすすめの駐車場は、
有田小学校
有田中学校
の運動場です。
いくつか駐車場はありますが、
ここは陶器市のストリートまですぐ行けます。
途中で荷物が重くなっても行ったり来たりできますので便利です。
早朝に到着してゆっくり楽しんだら、少し早めに出発をすれば
交通渋滞に巻き込まれなくて済みます。
最後に、有田は、昔は弘法大使開山の黒髪山にやってくる
お遍路さんたちの通り道でした。
窯元や商家の人たちがこの通りを通るお遍路さんたちに
半端物などを売っていたそうです。
その名残もある街並みの散策も楽しみのひとつです。
是非、今年のゴールデンウィークには訪れてみてください。
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