使い捨て哺乳瓶のメリットとデメリットを知って、賢い使い方をしよう!
今、注目されているベビー用品の一つに、
使い捨て哺乳瓶があります。
哺乳瓶の使い捨て?と思われる方に、
使い捨て哺乳瓶のメリットとデメリット、
さらに賢い使い方を紹介します。
使い捨て哺乳瓶のメリット
使い捨て哺乳瓶とは、一度使ったら処分する哺乳瓶です。
一般的には、哺乳瓶は瓶製やプラスチック製のもので、何度も使用します。
そのために、洗浄、消毒を念入りにしなくてはならないのですが、
使い捨て哺乳瓶は、袋から出して使い、飲み終えたら、すぐ処分する使い切りです。
<使い捨て哺乳瓶のメリット>
○毎回衛生的に、すぐに使うことができる
封を開けたら、ボトルにミルクを入れ、調乳できます。
殺菌済みなので、消毒する手間がいりません。
使い切りなので、飲み終わったら、処分するだけです。
外出時などでは、飲み終えた後の哺乳瓶を洗うことができない状況は、よくあることです。
そのまま持ち帰るのは、不衛生で、気になりますね。
使い捨て哺乳瓶は、開封して取り出す際に、指が乳首やボトルに触れないように
パッケージングされているので、常に衛生的です。
○ 軽くかさばらない
瓶の哺乳瓶を持っていくとなれば、準備しなければならないものも増えますので、
重くかさばります。
お母さんたちが持っているマザーバックを見ると、哺乳瓶、ミルク、洗浄液・・・などが
ぎっしり。
大変さが感じられますね。
使い捨て哺乳瓶はパッケージングされているので、バックの中の占居率も少なくてすみます。
使い捨て哺乳瓶のデメリット
使い捨て哺乳瓶は、さまざまなメーカーが販売しています。
メーカーにより若干の違いがあります。
<使い捨て哺乳瓶のデメリット>
△赤ちゃんが嫌がって、ミルクを飲まないことがある
哺乳瓶での授乳に慣れていない赤ちゃんは、なかなか飲まないことがあります。
また、普段、哺乳瓶を使っている赤ちゃんでも、いつもと違う乳首に違和感を感じるのか、
飲むのを嫌がることもあります。
△乳首が赤ちゃんの月齢に合わないことがある
乳首のサイズや硬さ、穴の大きさなどの調節が難しい場合があります。
特に、月齢が低いほど難しいかもしれません。
△ミルクが漏れることがある
丸穴の大きさが合わない場合、口に入る量が多くなり、赤ちゃんの口からこぼれることが
あります。
細かい月齢設定がなされていないためです。
持ち方や角度に工夫がいる場合があります。
△少々価格が高い
使い捨て哺乳瓶は、少々価格が高いので、費用がかさみます。
使用するシーンを限定するといいかもしれません。
賢い使い方をしよう
使い捨て哺乳瓶のメリット、デメリットをお伝えしてきましたが、
メーカーにより、さまざま改善・工夫がされています。
例えば、
・ゲップ・吐き戻し対策に、乳首フードに空気が入り込まないように設計している
・使い捨て哺乳瓶でも、乳首をお手持ちの乳首と兼用できるようになっている
また、乳首が選べるメーカーもあります。
・1個の重さをより軽量にし、持ち運びに便利になっている
・哺乳瓶が倒れてもこぼれない設計になっている
・ジャバラ式になっているので、角度を自由に変えられ、ミルクの出る量を調整できるように
なっている
・吹い出し口が三段階調節可能にし、果汁やお茶も飲める
赤ちゃんの状況に合わせて、使い捨て哺乳瓶を選ぶといいですね。
使い捨て哺乳瓶は、毎日使うには、費用がかさみます。
では、どんなシーンで使うのが、賢い使い方なのでしょう。
◇お母さんの体調が優れない時
いつも頑張っているお母さんも体調が悪い日もあります。
そんな時、哺乳瓶の洗浄、消毒という手入れ作業も体に負担になることがあります。
こういうときは、無理をせず、使い捨て哺乳瓶を使いましょう。
◇外出・帰省時
外にお出かけをしたときに、必ず授乳できる場所があるとは限りません。
哺乳瓶であれば、ミルクを飲ませることがすぐにできます。
また、荷物の軽減にもなります。
◇他の人に赤ちゃんを預ける場合
どうしても他の人に赤ちゃんを預けなければならない場合、哺乳瓶であれば、
他の人がミルクをあげることができます。
飲ませてもらった後の負担も考えなくてよいですね。
◇災害時
災害にあい、断水などの状況の中では、一番活躍するかもしれません。
防災の備えとしても考えておくといいですね。
◇渋滞の車中
渋滞に巻き込まれたときに、赤ちゃんにさっと飲ませることができます。
使い捨て哺乳瓶は、衛生的で、一度使ったら、洗浄や消毒の手間もなく処分すればよいのですから、
賢く使わない手はありません。
中には、夜中の授乳時だけに、使い捨て哺乳瓶を使っているという人もいます。
赤ちゃんのお母さんの負担を減らすためにも、賢い使い方をしてみませんか。
まとめ
使い捨て哺乳瓶は、今注目のベビー用品です。
賢く使えば、お母さんの心配や負担を減らすことができます。
一度検討してみるのもよいですね。
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